足場の積載荷重とは?

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コラム

足場の積載荷重とは?

2022/06/15

足場には、種類ごとに積載荷重が定められています。
そこで今回は、足場の積載荷重について見ていきましょう。

足場の種類によって異なる積載荷重

足場の積載荷重は、足場の種類によって異なります。

積載荷重とは?

足場を組み立てた場合は、必ず積載荷重を表示しなくてはなりません。
積載荷重の基準になるのは、足場の支柱や梁に設置される「布板」と呼ばれる部材です。
布板が大きくなれば作業はしやすくなりますが、その分、布板が占める重さが増えます。
多くの作業スタッフが布板に乗ると、積載荷重をオーバーして落下する危険性があるため、注意が必要です。

足場の積載荷重の決め方

足場の積載荷重を決めるのは、足場を組んだ際の柱と柱の間の距離です。
この距離のことを「スパン」と呼び、積載荷重は1スパンあたりの重さで決められています。

足場の種類と積載荷重

足場にはさまざまな種類があり、それぞれで積載荷重が違います。
以下に、主な足場の種類と1スパンあたりの積載荷重をまとめました。

・標準わく組足場…400~500kg以下(わく幅による)
・簡易わく組足場…250kg以下
・低層工事用簡易わく組足場…250kg以下
・単管足場…400kg以下
・単管ブラケット足場…150kg以下
・吊りわく足場…片側250kg以下

足場には非常に多くの種類があり、それぞれで特徴が異なります。
したがって、足場に合わせて積載荷重も細かく設定されているというわけですね。

まとめ

足場の積載荷重は、足場の布板を基準に、柱の距離も関係していることがわかりました。
積載荷重をオーバーすると落下の危険性が高まりますので、足場の組み立てには慎重な作業が求められます。
弊社は多摩地域で、足場工事を専門に手掛けております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。