単管ブラケットの使い方について

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コラム

単管ブラケットの使い方について

2023/04/01

建築現場では、作業員による足場の設置と解体をよく目にする機会があるでしょう。
足場で使われる部材は名称や意味があり、現場の安全を守ることに繋がっているのをご存じですか?
今回は部材の中でも「単管ブラケット」の使い方について、ご説明させていただきますね。

単管ブラケットの使い方

単管ブラケットとは、1本の単管を直角なL字に曲げたような形状をしております。
足場の支柱に取り付けることで主に踏板同士を掛けたり、踏み板を支えるために使われる部材です。
部屋の壁面などに固定して上部に板を置くと棚が作れる「棚受け」をイメージすると、わかりやすいかもしれません。
ブラケットの先端は基本的に突起があり、上に置いた踏み板がズレ落ちない作りをしています。

ブラケットの種類

ブラケットには主に3つの種類がありますので、それぞれ紹介させていただきますね。

・固定型ブラケット
水平材の長さが一定のものを指し、大きさごとに「大ブラ」「小ブラ」と呼ばれることもあります。

・張り出し型ブラケット
2階建てより高い建造物で、通常のブラケットを使用できない突出した壁面や出窓がある場合に使います。
水平材のサイズは規格ごとに分かれ、ブラケットの突起部分が単管で調節できる形状です。

・伸縮型ブラケット
先端部分が伸縮可能なため、水平材の長さを調節できるブラケットです。
主に、フックが付いた踏板と一緒に使用します。

まとめ

単管ブラケットは足場の支柱に取り付けて固定し、踏板同士を掛け渡して支える部材として使用されています。
「固定型」「張り出し型」「伸縮型」などの種類があり、現場で状況に合わせて適した形状を使用する判断力が必要なのです。
弊社は多摩市で足場専門業を営んでおりますので、足場に関するお困りごとがございましたらぜひ弊社へ一度ご相談ください。