足場にある筋交いの役割について解説

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コラム

足場にある筋交いの役割について解説

2022/05/01

足場にある斜めに入っている部材を筋交いと言います。
「どうして筋交いが必要なのだろう」と、筋交いの役割について疑問に思ったことはありませんか?
当記事では、足場にある筋交いについて詳しくご紹介します。

筋交いとは

筋交いとは、足場の強度を高めるために使う建築部材です。
足場では主に、鉄製の筋交いが使われています。

筋交いの役割

足場に斜めに部材を入れることで、強度を高めて倒れにくくする役割があります。
筋交いを入れることによって、横からの衝撃に強くなるので横揺れが小さくなり、職人が安全に作業できます。
建築基準法施工令第45条では、筋交いに使う素材や厚さ、幅や取り付け方法などが決められています。

設置

足場は一時的に使うものなので、簡易的に耐久性を高める必要があります。
安全に作業するために必要不可欠な部材のため、すべてのスパンに筋交いを入れるのですよ。
単管足場では「けた行筋かい(大筋かい)・はり間筋かい・水平筋かい」の3種類があります。
くさび緊結式足場では「大筋かい」を使います。

設置における注意点

筋交いを入れるときは、全スパン全層に入れることで足場全体が安定します。
また間隔をあけず、すべてに入れるために「ハの字」に入れることが大切です。

まとめ

筋交いは、足場の補強をするために入れる鉄製の部材です。
ハの字に入れることで安定して、職人が安全に作業できるのですよ。
弊社は、地域でもハイレベルな技術を持った職人がおり、安心して作業をお任せいただけます。