仮設足場の作業床の隙間に関する労働安全衛生規則について

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コラム

仮設足場の作業床の隙間に関する労働安全衛生規則について

2022/02/22

仮設足場からの転落事故が多いことから、労働安全衛生規則にて転落事故防止の対策が強化されることとなりました。
そのなかで、「作業床の隙間に関する規則」が付け加えられたのですが、どのような内容なのでしょうか?

仮設足場に関するルール

仮設足場は、高所での作業を行う際に設置されるものです。
労働安全衛生規則では、仮設足場で安全に作業ができるよう、さまざまなルールが設けられています。
その一つが、2m以上の高さで作業をする際の、作業床設置の義務付けです。
そのほかにも仮設足場の材料・最大積載量・設備内容などさまざまなルールがあります。
それでも転落事故が後をたたないため、2015年に仮設足場に関する労働安全衛生規則が改正されたのです。
そのなかで、作業床の隙間に関する決まりが付け加えられました。

作業床の隙間はどれくらい?

改正前からあった決まりで作業床の要件に関するものは、以下の2つです。

・作業床の幅は、40cm以上必要
・作業床同士の隙間は、3cm以下とする

改正後は上記の決まりに、
・作業床と建物との隙間は、12cm未満でなければならない
という内容が付け加えられました。

まとめ

仮設足場には、安全を守るため労働安全衛生規則にてさまざまなルールが設けられています。
その一つが作業床の隙間に関するものです。
仮設足場で安全性の高い作業を行うためには、これらのルールを守ることが大切です。
株式会社大伸架設では、安全性の高い仮設足場工事を行っております。
現在事業拡大のため作業員を募集しております。
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