仮設工事費用の相場はどれくらい?
2022/02/01
仮設工事の費用には、足場工事や仮設トイレの設置など目に見えるものだけでなく、清掃や警備員の配置なども含まれます。
では、仮設工事費用の相場はどのくらいなのでしょうか。
仮設工事費に含まれるもの
仮設工事費に含まれる主なものをみていきましょう。
内容を把握しておくことで、提示された見積もりが適正かどうかの判断に役立ちます。
足場・ネットなどの設置
足場の設置だけでなく、転落防止用のネットなどの設置も仮設工事に入ります。
足場にはさまざまな種類があり、それによっても費用が異なります。
仮囲いの設置
防犯や安全のために、工事現場が外から見えないよう、工事現場の周囲に柵やボードなどの目隠しを設置します。
仮設トイレの設置
工事現場の作業員が使用するトイレです。
短期間の工事でも、作業を効率よく進めるために設置します。
仮設電気と仮設水道
工事現場で使用する電気や水道を引き込む工事です。
小規模な工事の場合、発電機を使用することもあります。
養生作業
養生作業には、工事に関係する建物の養生と、近隣の建物に対する養生の2種類があります。
墨出し
設計図をもとに、工事現場に線を引く作業です。
清掃
現場の清掃作業も、仮設工事に含まれます。
仮設工事費の相場は?
では、仮設工事費の相場はいくらなのでしょうか。
マンションの大規模修繕工事費の場合、国土交通省のデータによると工事にかかる費用全体の、約19.2%が仮設工事費だとされています。
工事費の総額が1戸当たりおよそ75万~100万円となっているので、仮設工事費の相場は、一戸あたり15〜20万円となります。
なお新築一軒家の仮設工事費の相場は、50万円前後といわれています。
ただし仮設工事費は、足場の種類によって左右されます。
まとめ
仮設工事の費用は適正かどうかわかりにくいですね。
しかし、あらかじめ作業内容や大まかな相場を把握しておくと、費用が適正かどうか判断するのに役立つでしょう。
株式会社大伸架設では、主に仮設足場工事を承っております。
足場工事をご検討の方は、ぜひお問い合わせください。