仮設工事における期間と種類について

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コラム

仮設工事における期間と種類について

2022/01/21

仮設工事は、工事を進めるにあたって効率よく作業を行うための大切な下準備となります。
今回は、工事現場による仮設工事の期間や種類について解説します。

仮設工事の期間

工事現場で設置される仮設工事ですが、工事前に設置され、本工事終了後に撤去されます。
住宅の新築・リフォーム・内装・外装・解体工事などで設置される仮設工事ですが、安全のためほとんどの現場で仮設工事が行われます。
そのため、工事の規模によって仮設工事の期間は違ってきます。
小規模のマンションであれば3ヵ月ほどですが、高層マンションになればそれ以上の期間、仮設を設置します。

仮設工事の届け出

仮設工事で、高さや長さが10m以上の足場を組む場合や、工事終了まで60日以上を要するときは、足場設置届け出の義務があります。
その場合、届け出を提出する時期は、工事を開始する30日前までとなっているため、そのことも意識して仮設工事は考えておかなければなりません。

仮設工事の種類

仮設工事には、直接仮設工事・共通仮設工事の2種類があります。

直接仮設工事

直接仮設工事とは、建設作業を行うために直接的に必要な仮設設備の事をさします。
工程ごとに足場などを設置したり、用途によって臨機応変にします。

共通仮設工事

共通仮設工事には、工事全般に関わる工事となります。
防音対策のための防音シートをしたり、安全のための落下防止用シートや安全ネットの設置、休憩所や仮設トイレなどの設置も共通仮設工事に含まれます。

まとめ

仮設工事における期間を知っておくと、スムーズに予定を決められるのではないでしょうか。
また予算などにも影響するため、仮設工事の種類も知っておくと良いでしょう。