くさび式足場の組み立て基準について

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コラム

くさび式足場の組み立て基準について

2021/12/08

建築現場では、足場を組む「足場工事」をよく目にします。
2メートル以上の高所で作業をする場合には、足場を設けなければなりません。
ひとえに足場工事と呼ばれていますが、様々な種類があります。
そこで今回は、代表的なくさび式足場の基準を簡単に解説します。
まずは、使用される部材から紹介します。

くさび式足場で使用される部材

くさび式足場は、以下の部材で構成されます。

・アンダーベース
・ジャッキーベース
・支柱
・踏板
・手すり
・階段
・はしご
・筋交
・単管パイプ
・ジャッキ
・梁わく
・クランプ
・緊結部付ブラケット
・緊結部付腕木材
・緊結部付布材

くさび式足場の組み立ての基準について

組み立ての基準は、規則で定められています。
しかし、住宅工事とビル工事では、認定基準が異なります。

ビル工事用

ビルの足場については、高さ31メートル以下の足場にしなければいけません。
高さ31メートルを超える場合には、原則として2本組にする必要があります(45メートル以下が限度)。

住宅工事用

住宅の足場については、高さ10メートル未満の足場にしなければいけません。

落下物の災害防止

地盤から高さ7メートル以上ある場合には、鉄網や帆布で覆うなどして、落下物を防止する措置が義務づけられています。
また、床材と建物の隙間が12㎝未満することも規則で定められています。
そうすることで、飛来・転落防止に繋がります。

作業員の安全を確保する

作業員の墜落などを防止するため、先行手すりと幅木の設置が義務づけられています。
また、メッシュシート・養生シート・防音パネルなどを設置し、近隣への災害を防止しなければなりません。

まとめ

くさび式足場の組み立て基準は、定期的に改正が行われています。
近隣の方の安全や作業員の安全を確保するためには、基準に従って作業を進めることが大切です。
また、現場や足場の種類に適合する部材を使用することも重要です。