仮設工事にはどんな種類があるの?
2022/01/28
仮設工事とは、建設工事の際、一時的に設置する施設や設備のことを指します。
高所作業に必要な足場を設置する工事も、仮設工事の一つです。
では、仮設工事にはどういった種類があるのでしょうか。
仮設工事の種類
仮設工事は、大きく「直接仮設工事」と「共通仮設工事」の2つに分けられます。
直接仮設工事
直接仮設工事とは、主に足場やゴンドラなど、工事に直接関係する仮設工事を指します。
なお、直接仮設工事は、足場の組み立てだけでなく解体や撤去までを含みます。
直接仮設工事には、主に以下のようなものがあります。
建物の位置や高さを決める作業です。 ・墨出し
設計図の通りに工事現場に線を引く作業です。 ・仮設足場の設置
落下防止用の巾木、飛散防止ネット、開口部養生などの作業も入ります。 ・桟橋の設置
水上や水中の工事の際に、資材などをスムーズに運搬するためのものです。
共通仮設工事
共通仮設工事とは、足場のように直接工事に必要ではないものの、工事をスムーズに進めるために必要なものを指します。
共通仮設工事で設置される設備には、主に以下のようなものがあります。
敷地内に設置するだけでなく、近くに賃貸物件を借りることもあります。 ・トイレの設置
作業中に公共のトイレを借りると作業の効率が落ちるため、短期間の工事でも設置します。 ・工事用の水道、電気設備設置
仮設電気は、電柱から引き込むか発電機で対応します。
仮設水道は、工業用の水道を申請し設置します。 ・周囲の建物への養生
建設する建物の養生は、直接仮設に入ります。 ・安全や防犯の対策
防犯カメラなどを設置します。
まとめ
仮設工事には、直接仮設と共通仮設の2種類があります。
仮設工事は、工事を安全にスムーズに進めるために欠かせません。
工事を依頼する際は、仮設工事の内容や金額もしっかり確認しましょう。
株式会社大伸架設では、主に仮設足場工事を承っております。
安全第一・ハイスピード・ハイクオリティをモットーとしておりますので、ぜひご依頼ください。