仮設工事における安全対策とは
2022/01/13
仮設工事は、墜落事故の危険性が高く、安全対策には十分配慮しなければなりません。
そこで今回は、仮設工事における安全対策についてお話しします。
手すり先行法で安全対策
手すり先行工法は、手すりの設置を下層から先行して取り付けるという工法です。
この工法により、墜落事故などのリスクを軽減し、安全に作業を進めることができます。
仮設安全監理者による安全点検
仮設安全管理者の資格を所有したプロによる安全点検を行うのも効果的です。
仮設安全監理者とは、公的資格を持った人が、仮設工事施工安全監理者・仮設工事設計安全監理者・仮設設備、検収安全監理者・仮設製品安全監理者の4つの種類に分けられた講習会を受講し、試験に合格すると資格を取得できるというものです。
仮設工事における安全のプロであるため、仮設安全監理者が点検を実施した箇所は、死亡事故の発生は0件といわれています。
仮設機材を安全に使用する
仮設機材を安全に使用するために、安全点検を実施するのも安全対策に繋がります。
仮設機材の用途などを確認し、安全点検を行いますが、このときの点検も仮設安全監理者などの専門知識を有する第三者にしてもらうのが良いでしょう。
あくまで客観的に見てもらう事でより安全性が保たれます。
まとめ
仮設工事に、危険は付きものです。
安全対策には十分に配慮し、管理に努めましょう。
プロによる点検などを依頼するのも、効果的な安全対策といえるでしょう。